2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

校歌

「君が代」斉唱の強制問題に隠れちゃってますが、校歌斉唱はどうなのか。校歌は問題ないじゃないか、とたいていの人が思っているのだろうと思います。 でもこんな歌詞ならどうでしょう。 「質実剛毅の魂を 染めたる旗を打振りて 天皇(すめらみこと)の勅(…

廊下

近年の新しい学校建築を見ていると、廊下から丸見えというか「開かれている」教室や、廊下というにはあまりにも広いオープンスペースをもつところが目立ちます。 閉ざされた空間が「開かれた」ということに注目がいきがちですが、これは逆に考えると、「廊下…

同窓会

同窓会にはほとんど出席したことはないのですが、前から同窓会というつながりを不思議に思っていました。古い学校では学校の敷地内に同窓会館などがあって、ときどき会合などを開いています。同じクラスとか同期の卒業生どうしが卒業後に再開して昔を懐かし…

「校舎」

開智学校の開校(1873年)から12年遅れて、松本の里山辺・入山辺二村の力で明治18年に完成した旧山辺学校(写真)も、開智学校とおなじ擬洋風建築でしたが、開智学校ほどにかざりは派手でなくて、車寄せの屋根は寺院建築風になっています。ここも先日見学に…

校庭

長野県上田市に「さくら国際高等学校」という広域通信制高等学校というのがあります。ここは1996年に廃校になった西塩田小学校の跡地を利用して作られた学校です。学校設置母体は「新教育システム株式会社」というところです。いわゆる「教育特区」に作られ…

印刷機

新聞の折り込み広告を丹念に見ている人がいるでしょうかね。ものすごい分量ですよね。私などは、たいていはセットになったまま古紙回収のほうへ回してしまいます。買い物をしなければならない時には、近くのスーパーのチラシを見たりはしますが。 学生時代に…

家庭訪問

50年近くまえ、私が小学生だった頃、新学期が始まってからしばらくして、担任の先生が「家庭訪問」にやってきました。新学期に子どもたちの家庭環境を知るために、日本では家庭訪問が恒例の行事になっていました。いまでも多くの小学校では家庭訪問があるだ…

時計

ときどき腕時計を忘れてしまうことがあります。でも職場や街には時計があふれていますから困ることはそれほどありません。腕時計を買ってもらったのはたしか高校生の頃だったでしょうか。とくに役に立ったという記憶はあまりないのですが、大人に近づいたか…

給食

『学校のモノ語り』(東方出版 2000)という本の中に「弁当」という小文があります。これを書いている中島勝住氏は、小学校時代にあまり給食を経験していないこともあるのでしょうか「冬、冷たくなった弁当を温める保温庫のようなものがあった。入れる場所に…

連絡帳

保育所や幼稚園、それに小学校に子どもを通わせている親たち、そして先生たちが毎日書いてきた文書が「連絡帳」です。子どもが大きくなるとその連絡帳もどこかへ行ってしまって残っていないのが通例でしょう。考えてみれば「連絡帳」ほど学校や家庭での子ど…

体重計

体重計は昔は、学校と銭湯とお医者さんくらいにしかなかったものですが、近年では各家庭に小型の体重計があって、つねに家族の肥満を監視しています。学校の身体計測は1年に1回ですから、これはもう個人の健康管理に資するなどというものではなくて、統計…

木造校舎

木造校舎の写真集がいくつか発行されています。雑誌『KURA』(カントリープレス)の4月号の特集が「信州の郷愁を誘う風景 木造校舎の桜」でした。長野県下の木造の小学校校舎を6校とり上げていました。現役の小学校、陶芸家の工房兼ギャラリーとして余生を…